粗忽留まるところを知らず。

今朝。
寝起きがいい時と悪い時が別の人間のように
ハッキリ違うアタクシ、今日は"悪い"日デシタ。
　
　
5分ごとになる目覚ましのベルの合間に一生懸命
湯を沸かしている湯沸かしポット。

「ポット君も働いていることだし起きなきゃ。」

と思うモノの、無理なモノは無理。
　
　
また鳴る目覚まし。

「やかましいのぅ。今起きるから待っとれ。」

と思うだけだけど、ちゃんと思ってる。
　
　
また湯を沸かす湯沸かしポット。

「うーん、ポット君、働き者だねぃ。見習いたい。」

と思うだけだけど、ちゃんと思ってる。
　
　
また鳴る目覚まし。

「今起きるから待っとれとゆっとるだろう。」

と思うだけだけど、ちゃんと思ってる。
　
　
また湯を沸かす湯沸かしポット。

「............ちょいと働き過ぎと違うかポット君。」
　
　
　
................................................もしかして。
　
　
　
さすがにゆるゆると起き出してポットのフタを
パカッとあけ
　
　
　
　
　
　　　　　　お湯がなぁぁぁぁい。
　
　
　
　
　
湯気に噴かれて手首の10cm上を軽〜い火傷。
　
　
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同僚に話したら、間髪入れず「あり得ねぇ」と
一蹴されてシマイマシタ。むっふぅ。